パニック障害を克服するには日記と運動習慣を!

パニック克服法
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今回の記事は、パニック障害を克服する為に必要な、
日記を付ける習慣、そして運動習慣の大切さを
実体験を元に紹介しています。

パニック障害を発症してから日記を付ける意味を知った

私がパニック障害を発症したのは2014年の5月、
アメブロでパニック障害克服の日記を書き始めたのは、
2015年1月からでした。

当時は、自分自身に言い聞かせるような記事を書いていました。

精神的に辛いことがあれば、その内面を全て吐き出す記事を書いたり。


それまで日記というものを書く習慣はありませんでした。

そもそも、誰にも知られたくない内面を日記に書くという意味が分からない

誰かに読まれるかもしれないのに・・・?

日記に対してその程度の認識でしたが、

パニック障害うつ症状を発症し、

自分自身と向き合う必要性を認識してからというもの、

日記を付けることの重要性に気付きました。

人生を改善する効果の大きさを実感出来、

無料ブログのアメブロを活用して続けてきました。


日記は自分の人生を振り返ることが出来る

現在、自分で読み返すことが出来ないほど、膨大な日記(記事)の中で、

残しておきたいと思える記事を探しているところです。

もう何年も前の記事であり、その間も、様々な出来事があって、

どんどん記憶は上書きされるので、ほとんど憶えていないのですが、

記事を読み返すと、

こんなことがあったんだな・・・

こんな思いで、この生徒と向き合っていたんだ・・・

など、当時を振り返ると、自分の人生にも意味があったのかな・・・

そう思えたりします。


パニック障害を克服するために不可欠な2つの習慣

1.日記を付ける

2.運動習慣をつける

この2点が最も重要だと再認識しています。


日記を付けるということ

日記に関しては、1日の終わりに振り返るというより、

頭に何か浮かんで、書き留めておきたい・・・そう思ったら、

サッと一言でも二言でも記録する感じです。

私は基本的に長文を書いてしまうのですが、
それは、頭の中に次から次へと
いろんな考えが湧き出して、
ゴチャゴチャになるので、

その考えを整理するために、
全て書き出す必要があるからでした。

(脳内・多動人間ですw)

だからといって、
本を読むことが好きなタイプでもありません。

むしろニガテな方です。

しかし、アウトプットは好きで、
ブラインドタッチ(タッチタイピング)を
大学時代から爆速で習得しているので、
頭で考えるより先に、
考えていることを書き出せます。


人間は、頭の中で考えが浮かぶと、
その考えを言語化するための

タイムラグがありますが、

タイピングが早くなると、
頭にイメージが浮かぶと、
言語化する前に、タイプして
書き出せるようになります。

そういう頭の中でモヤモヤと
渦巻いている言葉を、
全て書き出して、
組み立てていくと、

頭の中が整理出来ます。

紙に書く日記だと、
ばらばらの散文になって、
考えを整理するのには不向きですが・・・

パソコンがあってホント良かったと思えます。

あとから書き加えたり、
順番を変えたり出来るので、

私のように
頭の中が多動の人間には
かなり役に立っています。


運動習慣は意識のコントロール

パニック障害は、自律神経がエラー連発しまくることで引き起こされます。

次から次へと、考える必要の無い、

起こるはずの無い、悪い結果を想像し

それに対して、カラダが異常反応を示して

脳内から、恐怖を感じるホルモンが過剰に分泌されてしまう

そのメカニズムをまず認識しなければ成りません。


ホンマでっかTVに出演している植木先生の言葉で勇気づけられたのが、

パニック障害で死んだ人は、世界中で1人も居ない

という言葉でした。

パニック発作が起こると、

死ぬー!ヤバい!死んでしまう!!

というほどキツい過呼吸発作で苦しみますが、

実際は、カラダが何かの脅威から身を守ろうとして、

その危険を知らせるために、恐怖を感じるホルモンを分泌しているわけで、

守ろうとして出している物質なので、

それによって、失神することがあったとしても、

死ぬことは無いのです。


もし過呼吸で苦しくなって気を失ったとしても、

その気を失った状態では、呼吸は正常に戻っているので、

死ぬことはありません。

なので、まず

死ぬことは無い。

そのことに確信を持つことからスタートです。


とはいえ、

あの予期不安から引き起こされる過呼吸発作は、

本当に死ぬのでは無いかという恐怖を味わうため、

それを克服していかなければ成りません。

そのために、私は

無心になれる単純作業に集中することで、

無の境地に至るトレーニングを色々と試しました。

頭を使って作業をすると、ストレスを感じますし、

色々な雑念が頭に浮かんできます。


しかし、単純作業を連続して続けると、

その作業に集中し、頭を無の状態に出来ます。

私がトヨタの工場で期間工をしていて、
ライン作業をしていたときにも、
ずっと同じ作業を爆速でやり続ける。

通常なら1分以上は掛かる難しい作業を、
繰り返し習得し、
40秒以内で安定して出来るように、
一回一回の作業の中で、
手の動かし方、ボルトのすくい方や、
インパクトの角度、
回転のさせ方などをチェックして、
次の作業で改善する。

そして、カラダのあちこちが痛くなるので、
そうならない立ち方や、
力の入れ方、無駄な動きを改善する。

そういう作業に集中することで、雑念を追い出し、
目の前の作業に集中する
という意識の使い方が習得出来ました。


パニック発作が起きそうになる時の頭の中に起こる考えは、

完全に、どうでもよい事です。

例えば、バスに乗るとき、乗車中の15分を想像し、

その15分の間にバスの中で過呼吸発作が起きたらどうしよう・・・

しかし、そう悩んでバスに乗れずにいる15分以上の間

実際に過呼吸発作なんて起きないのです。


起きるはずの無い事に対して、無駄な心配をして、

自分で自分を追い込むため、

脳内から恐怖のホルモンが分泌されてしまいます。


なので、その考えが浮かばないように、

意識をサッと切り替えたり、

別のことに意識を逃がしたり

集中出来るトレーニングをすれば、

予期不安が引き起こされる脳のメカニズムをブロック出来ます。


これらのトレーニングを思いついたとき、

まず私が実行に移したのが、深い50mプールを泳ぎ切る方法でした。

それについては別の記事で書く予定です。

とにかく、自分自身を追い込んで、
それを乗り越える事だけに集中し、

出来ないと思っていたことを、
少しずつ乗り越えていく
プチ成功体験を繰り返して、

それを無意識に擦り込んでいく

深いプールというのは、
極端な例ですが、なぜそれを思いついたのか書くと、

私は基本泳げますが、子供の頃に海で溺れかけたトラウマがあり、
時々、深い海で、そのトラウマがフラッシュバックして、
突然、カラダが硬直しそうになる事がありました。

泳げるので、リラックスさえしてれば溺れるはずも無いのに、
急に、溺れたらどうしよう・・・

そんな不安が頭をよぎると、
プチパニックになることがあったのです。

それを思い出して、パニック障害が酷かったとき、
あえて、2mの深さのある県総合運動公園の
50mプールに通うことを思いついたのでした。

こういう荒療治はあまりオススメ出来ませんが、
私は自分を追い込んで、克服するタイプなのでした・・・(^_^;)


普通の人が簡単にまね出来るものは、
ステッパーや、サイクリングマシンを使って、
低負荷でひたすら頭を無にして、ステップを踏み続けること、
漕ぐことだけに集中することです。

コツは低負荷です。

筋トレ出来る高負荷だと、疲れてしまい続けられません。

なので、低負荷で、2分でも3分でも、あたまを空っぽにすることです。


私が家から一歩もでれないほどキツかった時期には、

予期不安が襲ってきたとき、

とにかくステッパーに乗って、ひたすらステップすることに集中しました。

カラダを大きくひねって、全身を動かすことに集中し、

あたまを無にすることだけ意識します。

起こるはずの無い、悪いイメージは、実際には起こらないのです。

また、パニック発作で死んだ人が居ないという事実も大切です。

もしここで意識を失ったとしても、

その瞬間、呼吸は戻るから、大丈夫。

一応、私の場合、一人暮らしなので、変なところで意識を失って頭をぶつけたりしたら大変なので、

過呼吸発作で気を失う可能性がある場合には、

安全な場所に座ったりして呼吸を整えました。

実際に、それで気を失うことはありませんでした。


パニック障害を克服する心構えは・良い開き直り

克服出来ている今振り返ると、冷静に話せますが、

もちろん、当時のあの状態の時には、

本当に辛かったのは言うまでもありません。

しかし、パニック障害で死んだ人は居ない。

いたとしても、それはそれで仕方ない。

人間死ぬときは死ぬんだから。

そういう開き直りも大切です。


健康で絶対に長生きすると信じている人が、

翌日突然の心臓発作で亡くなる事だってありますし、


逆に、

自分は死んでしまうんだ、死にたくない・・・

と、毎日ビクビクと病気に怯えながら日々を過ごし、

結局80過ぎまで長生きする人だって居ます。


人間、死ぬときは死ぬんだから、

今、生きているその時を大切に

精一杯ポジティブに生きた方が

良いに決まってるジャン♪

そういう考え方の切り替えが出来れば、

パニック障害は必ず克服出来るものです。

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