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はじめに


私は、2014年の5月にパニック障害を発症しました。
知人で、西洋薬によって、廃人のようになってしまった人がおり、
病院から出される薬は依存が強く、
覚醒剤と同じような働きをすることを知っていたため、
薬による治療を断り、
自力で、克服してきました。
このブログでは、私が実践してきた、
パニック障害の克服の記録を元に、
現在も苦しんでおられる方々に、
お役に立てれば・・・という思いで記事を綴っています。
このページでは、パニック障害を自力で克服してきた
基本のアプローチをまとめています。
・西洋薬に頼らず→自然治癒力
・本来の自分を取り戻す→普通の頃にもどす!
・生活習慣の改善(食事・睡眠・適度な運動)
・サプリメントの活用
・メンタルを整えること(メンタルのトレーニング)
・鍼灸治療など代替療法の利用
などがあります。
1生活習慣の改善
食事、睡眠、適度な運動で、
乱れた自律神経を正していくアプローチです。
食事は一人暮らしのため、1日1食だけでも栄養バランスを考え、
コープの宅配弁当を1年ほど続けました。1食600円程度でしたが、
うつ症状があると食欲だけで無く、食べに行く気力すら起こらないので、
宅配弁当は活用して本当に良かったと思っています。
睡眠と運動に関しては、表裏一体です。
うつ症状が酷いときと言うのは、どうしても昼間も寝込みがちですが、
そうすると、夜が寝れず、予期不安に襲われて、
さらにパニック障害や、うつ症状が悪化していきます。
それを改善するには、出来るだけ昼間は体を動かし、
適度に肉体疲労を生み出して、夜、自然と深く寝れるサイクルを
意識的に作っていく必要があります。
以下の記事は、もっとも症状が酷かった時期、10m先の自販機にすら行けないほど酷かった時期、
運良く自宅にあった運動器具や、どうやって運動するようにしたかを紹介しています。
働けなくなって金銭的な不安がある時期でも、安いステッパーでも良いので、
気が向いたら軽く運動出来るステッパーだけでもあると良いです。
改善していったあとは、少しでも外に出ようと心掛け、
スポーツジムに入会しました。


別記事で書きますが、サウナ→水風呂の強制自律神経リセット療法!は
かなり改善に効果があります。
2サプリメントの活用
西洋薬には頼りたくないが、どうしても、
予期不安や、動悸、鬱症状、無気力などの症状と向き合う上で、
必要に応じて、何かの助けを必要とする場合があります。
また、すでに病院から処方された西洋薬を、
医者を信じて服用してしまっていると、
それを一気に断薬するのはとても危険です。
私のブログで紹介する克服法は、
西洋薬の依存が重くない方や、
パニック障害を発症したばかりで、これから向き合っていく方、
比較的症状が落ち着いている方
向けだと思います。
しかし、すでに西洋薬依存に陥っている方にとっても、
その依存を断ち切るため、
部分的には参考になるケースもあるかもしれません。
紹介するサプリメントは、全て、私が実際に購入して、
日々、頓服などで活用しているものばかりです。
私が実際に飲んでみて、
・どんなふうに効き目があったのか
・どのようなタイミングで飲んでいるか
などを紹介しています。
依存性はありません。
サプリメントなので、
プラシーボ効果も、
逆に積極的に利用することが必要です。
パニック障害は、
そもそも、カラダの機能を検査しても、
異常がどこにも見つからないので、
まさに、
思い込みが引き起こす、脳のエラーです。
その思い込みを上書きするような、
強烈なプラシーボ効果を積極的に利用しましょう。


海外サプリを利用する理由は、
日本製に比べ、サプリ大国アメリカは、
効き目のないサプリは直ぐに淘汰され、
また、訴訟大国なので、
検査や、消費者の目が厳しいこともあり、
品質、効き目、値段について、
かなり高いレベルで競い合っているからです。
逆に、
日本製は、様々なサプリメントメーカーがありますが、
品質に関して、第三者が検査するわけでも無く、中身に関しても、
民間の団体が調べ上げ、
表示と違うからと訴訟を起こすアメリカとは違うため、
表示通りの成分が本当に入っているのか、
また、それ以外の混入物が入っていないかなど、
誰にも分かりません。
実際、効果が出るほどの有効成分を入れてしまうと、
医薬品扱いとなり、販売が難しくなることもあって、
ギリギリのところで成分を抑えざるを得ないハンデもあります。
私が紹介しているサプリの多くは、
そういう理由から、海外サプリが多くなりますが、
ほとんどが、Amazonや、楽天市場から購入可能なもので、
多くの口コミを見ることが出来ます。
日本では医薬品指定のメラトニンや、アシュワガンダなどは、
ihurbを利用して、購入することが出来ます。
また、アメリカでも、信頼性の高い、
上位の人気と供給量を誇る大手メーカーだけに絞って紹介しています。
もし、日本製のもので、十分に効果を実感出来たサプリに関しては、
入手性の容易さから、出来るかぎり、国産を紹介するようにはしています。
3メンタルのトレーニング
パニック障害は、過度なストレスや、
思考の悪い癖によって引き起こされます。
まず、その
悪い思考の癖を、改善し、正していく
必要があります。
・自分自身を追い込んでしまう思考の癖・不必要なことにこだわりを持ってしまう癖・間違った人との関わり方
など、パニック障害を引き起こした原因は、
かならず自分自身の思考の悪い癖にあります。
私の場合ですと、
自分を犠牲にしてでも、生徒達のために・・・
好きな仕事して食っていけるだけでもありがたいんだから、
辛いなんて言ったら駄目だ・・・
気合いだ!気合いだ!
と、どんなに辛くても、
自分は恵まれているんだ、頑張らないと・・・
と、自分を追い込む癖があります。
今でも、それは生来の性格なので治っていませんが、
それでも、
その自分の性格を理解して受け入れ、
もう少し、自分自身に優しくしよう
もう少し、自分本位でも良いよね・・・
と、考えを修正するようにしています。


もっと、気楽に行こう
人生は、もっと自由で良いじゃないか!
そう言い聞かせています。
私の言う自由とは、
経済的な自由のことでは無く、
心の自由という意味で、
例えば、私の場合、
仕事に、やり甲斐、生きがい以上に、
使命感を持ってやっている部分があり、
貧困家庭の子を預かったり、
学力的に問題のある子をお願いされたり、
不良で、他の塾を断られた子などを頼まれると、
つい、使命感から、


『この子は、自分がしか預かれない』(沖縄の方言っぽい?)
そう思って、
経営的な観点からマイナスになることが分かっていても、
断れず、
使命感で自分自身を縛ってしまいます。
しかし、それは思い込みや、思い上がりで、
本当は、
世の中には、私以外にも沢山の人間がいて、
私との縁が無くとも、
この子にとって必要な人との出会いは必ずあるのだ・・・
そう気づき、考えるように心がけます。


(塾に迷い込んできた子犬のタロウ)
実際、私しかこの子は預かれないと思って、
必死で面倒を見てあげても、
相手の方は、それほど、その思いを受け止めてはおらず、
都合良く利用しているだけのケースは何度かあります。
一方で、そのために
あまり時間を割くことの出来なかった生徒達の方が、
私に対して、心から深く感謝してくれ、
卒業後も何度も連絡をくれたり、
遊びに来てくれたりするものです。
勘違いの使命感で、
不必要な部分にエネルギーを割くよりも、
もっと、自然体で向き合うことの方が大切だと
気づかせてくれることもあります。
(ただ、そういう不器用な私の姿が、
心ある教え子達に響いている部分もあるようですが(^◇^;)
メンタルを整えることは、私自身、まだまだですが、
人間は、死ぬまで未熟な存在ですから、
生きている以上は、ずっと成長し続けるものだと思います。
だからこそ、
間違った方向にエネルギーを向けるのでは無く、
正しい方向を知り、
その方向に向けて
正しく進んでいきたい
というのが、
メンタルを整えることの基本です。
4鍼灸治療など代替療法の利用
私は、良く鍼灸治療や、マッサージに足を運びます。
他にも、温泉好きなので、スーパー銭湯や、サウナにも良く足を運びます。
愛知県にいたときは、週2回はお気に入りのスーパー銭湯・大府の喜多の湯に行きました。
そこは、至学館大学(体育系?)の近くと言うこともあり、
筋肉ムキムキの大学生たちが多く(←関係ない(^_^;)
彼らが湯船に浸かりながら、
将来の夢を語り合っているのに耳を傾けると、
若い希望に満ちていた頃のエネルギーが込み上げてきたものです。


鍼灸院ですが、パニック障害は、自律神経失調症の一種なので、
その自律神経失調症の治療に詳しい鍼灸院を見つけられれば、
非常に即効性もあり、助けになります。
また、不眠症状の改善にも効果があります。
若い鍼灸師さんがやっているところは、
部位ごとに料金を取るような、
なんちゃって治療が多いのですが、
本物の腕を持つ、ベテラン鍼灸師の場合、
昔ながらの、体全体の気の流れを確認しながら、
必要な経脈に鍼を打ち、
全身の気の調整をしてくれます。
また、パニック障害の人に特徴的な背中のツボがあり、
そこは、肩甲骨周りと、
胃の裏側に当たる部分の筋肉が、ガチガチになるのですが、
それを分かって、しっかりと解してくれる鍼灸師、
または、マッサージ師を見つけられれば、
かなり即効性があります。
背中のコリは、西洋薬でも、サプリメントでも、
どうすることも出来ないほどキツいものです。
なので、パニック障害について理解のある鍼灸院や、
相性の良いマッサージ師を見つけておくことは、
即効性があり、非常に助けになります。
欠点は、料金が高いため、
パニック障害が酷い状況で、休職中で収入がない場合には、
なかなか通えないことです。
また、パニック障害だと、鍼治療で、置き鍼され、
動けない状況が続くことが、耐えられない場合もあるでしょう。
しかし、私は、
逆にその状況に耐えることで、
それを乗り切れた!ということが、成功体験につながり、
メンタルの改善にも役立ちました。
問題は、経済的な面で、鍼灸院を利用するのがキツい場合です。
その場合には、Amazonで、自分で貼れる円皮鍼や、
指圧グッズなどの活用で乗り切る方法もあります。
別のページで、詳しく紹介する予定です。
Amazonで購入出来るモノで、私が実際に利用しているものです。


1000円くらいで購入出来ます。医療従事者ですか?と確認がありますが、
普通に購入出来ます。使い方と、貼る場所に関しては別ページで紹介する予定です。


肩甲骨の異常なコリに関しては、このような指圧グッズがあると、
とても楽になります。これは2000円くらいから入手出来ます。
これら鍼灸治療、温泉療法、マッサージなど代替療法の利用では、
生活習慣の改善、サプリメントによる辛い状況の改善、メンタルの改善など、
内側からのアプローチとは別で、
直接的に、外的なアプローチによって、
症状を緩和してくれる効果を求めるものです。
良い鍼灸師や、マッサージ師と出会えると、
非常に即効性のあるものですし、
また、サウナでの強制自律神経調整法などは、
狂ってしまった、自律神経を正常に整えてくれる、
非常に効果の高いものですので、お薦めです。
以上、私のパニック障害克服法の基本的なアプローチについて、
ざっくり、簡単にまとめてみました。
サプリメントの種類、活用法に関しては、より詳しくまとめています。
パニック障害は、完治させるという考え方よりも、
克服する!
コントロール出来るようにする!
という気持ちで向き合う方が気持ちが楽になります。
再発したとしても、コントロール出来る!
これまでの経験から、
この場合には、こうやって乗り切ることが出来る。
前回も、これよりも辛い状況があった!
でも、乗り切ってこれたのだから、
今回も乗り切ることが出来る!
そういう考え方を身につけることが重要だと言えます。
私の克服法の一部は、かなり荒療治で
ほとんどの人にはおすすめ出来ないものもあったりするのですが、
それは、ネタというか、読み物としてブログに書いていきますが、
お薦めする方法の多くは、
無理なく、誰にでも出来るような
方法を紹介しています。
パニック障害を発症し、鬱症状も抱えている状況の方にとっては、
本当に辛い日々だと思いますが、
必ず克服出来ます!
私のブログが、少しでも多くの方にとってお役に立てれば・・・
という思いです。