パニック障害を発症し、克服する中で気づかされた、
一番大切なことは、
人は皆、助け合って生きていると言うこと
どんなに一人で生きていると思っていても、
実は、陰で支えてくれている人たちがいて、
人は皆、活かされているのだということでした。
パニック障害になりやすい人というのは、
何でも、自分ひとりで片付けてしまわなければ
気が済まないような、
そういう頑固者が多いと思います。
私も、
「何でもひとりで、人に頼らず、自分の力でここまでやってきたのだ!」
という自負があり、自力に拘りすぎていたのでした。
気合いと根性だけで切り抜けてきたのですが、
パニック障害を発症したのと同時に、
鬱も発症してしまい、
魂に力が入らず、
全く何も出来ない状況になって初めて、
素直に人に甘えることの出来ないという自分の弱さに気づかされたのでした。
パニック障害を克服するために、私は
医者に頼らず、
自力で克服する決意をし、
ネットや本で、自分の体に今、何が起こっているのかを分析し、
この不調の原因が、
『 無理をしすぎた結果、 自律神経が狂ってしまい、
脳の過剰防御システムが発動し、様々な異常を引き起こしている』
のだと分かりました。
ならば、まずは狂った自律神経を強制的に整えるため、
サウナと冷水風呂を往復する方法を思いつき、
近くのスーパー銭湯に足を運び(ガチムチのおじちゃんに追いかけられ(^◇^;)
また、過呼吸発作を克服するためには、寝るときに腹式呼吸をアレンジした呼吸法を考えました。
oyanari式、パニック障害克服の為の呼吸法(゚Д゚)
1.ゆっくり5秒かけて息を吸って、
oyanari式パニック障害克服法より(・∀・)
その吸った時間の2倍の時間をかけて、ゆっくりと吐いていく
無理はしなくて良いが、
2.少しずつ、吸う時間、吐く時間を延ばしていく
3.30秒くらいかけてゆっくりと息を吐き出せるようになると、
過呼吸になりそうなとき、 その発作をコントロール出来るようになる。
その後、50mの県総合運動公園のプールに行って、水泳をしました(゚Д゚)
目的は、呼吸を維持出来たという成功体験をすり込む為です。
それについては、また別に記事に(^^ゞ
そうやって、様々な治療・克服法に関しては、独学によって、人(医者)には頼りませんでした。
病気(不調)を直すのは、人間の自然治癒力であるという考え方は一貫していました。
ただ、鬱を発症してしまったことで、
カラダに力が入らず、買い物に行くことも出来なくなった状況の時には、
さすがに人に頼らざるを得なくなり、そのときに、
「人に頼ることが出来ないというのは、私は、本当は弱い人間なんだな・・・」
そう気づかされたのでした。
頼るべき相手を間違えてしまうと、それは大きな過ちを冒すことになりますが、
自力で一生懸命に、正しく努力していると、
自然と手を差し伸べてくれる人が現われます。
そういうときに、
その好意に対して、素直に甘えられるのが、
本当の強さなのだと気づかされます。
ここから、アメブロの記事の続きです。
4月から忙しくなりスポーツジムに通えなくなるため、サウナで仲良くなったおじいちゃん達にお別れを言おうと、そのお年寄り達のいる時間帯に行ってきました。(夕方頃)
このスポーツジムで、5年前、初めに話しかけてきたおじいちゃん(ボス)がいました。
もう知り合って5年にもなるので、この方の娘さん達の自慢話を良く聞かされます。
女の子ばかり3人で、息子が欲しかったと言うことで、私を気に入って話しかけてくれたのでした。もちろん、私の塾の話もよくしています。1年近くご無沙汰していて、ゆっくり話したのは久しぶりでした。4月からは、塾だけでは無く、学校現場にも関わっていこうと思っていることを話すと、
「誰か学校関係の知り合いはいるのか?」
と聞いてきました。つまり、
「コネはあるのか?」
という意味です。私は、
「自分は、そういうコネとか、人に頼るのが苦手で、そういうのは自力でやりたいというか・・・」
「そうじゃないよ。コネとか、そういう悪いように取るんじゃ無くて、
君のような子は、人が良いから、ぜひ、学校現場に入って欲しいと思うから。
人はね、みんな、互いに足りない部分を助け合って、
協力出来るところは、協力して貰って、
その分、自分が出来ることは、また協力してあげることで、上手く回っていくんだよ。
若い頃は、なんでも自力で!って突っ走ってしまうけど、
いつか、ひとりの力なんて、ちっぽけなものだって気づくから。
そのときに、人と協力出来る人が、より大きなことが出来るんだよ。」
このボスは、年齢的には私の父と同じくらいですが、
残念ながら、父とはこういう話は出来ません。
しかし、私は全くの赤の他人に、こうやって、人生観を教えて貰うことが良くあって、
大きな輪の中で活かされているような不思議な縁を感じることが多いのです。
人生で出会う人々とは、前世でも繋がりがあった人たちだと私は信じているので、
アメブロや、ネットで出会った方々とも、きっと魂の糸で繋がっているんだろうな・・・
そう感じさせる出来事でした。
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