予知夢?明晰夢?教え子が出てきた不思議な夢

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これは、私の見た、不思議な予知夢のような
悪夢のような
何らかのメッセージが込められていると思える
夢の記録です。

一番手を焼いた元教え子の出てくる夢

かつて最も手を焼いた教え子が塾に遊びにやって来た

龍樹(仮名)とは、私の25年間の教育人としての人生の中で、
最も手を焼き、そして、彼の人生を救えなかった・・・と、
後悔がずっと心に残っている、
大切な教え子のひとりです。

彼と同級生で、同じく不良で、
現在は半グレのような方向に行ってしまったと聞かされている、
(中2の頃辞めて行ってしまった)瑛太(仮名)という教え子と一緒に、
塾にやって来ました。

服装は、仕事帰りのような感じで、
鳶職のニッカポッカ姿で、男の汗の臭いと言うよりは、
私の記憶にある彼らの10代の頃の、
若い男子の青春の汗の香り(^◇^;)
体臭がしていて、仕事帰りの様相でした。
(匂いフェチかも・・・青春時代を想い出します)

笑顔で、二人とも久しぶりに
私に会いに来て、話をしようと、
満面の笑みでした。

現在、自衛官になっている弟もいましたが、
彼は、塾生の中学生に人生を語っています。
(↑そういうのが好きな子)

なぜか不機嫌になっていく

私は、龍樹に向かって、

現在、勤務先の中学校で担当する、

『非行に走ってしまい、不登校の生徒』

の相談をし始めました。
(実際の彼は世話好きなので、そういう話に乗ってきます)

前置きの、『その中学生の人物像』を話す段階から、
話が進むうち、あからさまに不機嫌な表情、
態度を取り始めました。

「昔のヤンキーみたいなそり込み入れて・・・」

「それは、そり込みとは言えんでしょ!」

「まあ・・・そうかな・・・?でも昔のヤンキーみたいな・・・」

とにかく
『勉強について行けなくて、
 彼は、生来の学習障害LD持ちで、
 お父さんが元ヤンキーで、
 子供がヤンキーになるのが
 誇らしいような感じの家庭環境で・・・』

と、手早く本題に話を持って行きたくて焦る私に対し、
明らかに不機嫌な様子の龍樹

「違う!龍樹!
 これは、龍樹にしか聞けない!
 龍樹にだからそこ
 相談出来る話だから!」

そう言っても、だから何が言いたいば!?

と、彼が非常に荒れていた時期の、
他の大人に見せていた態度を
あからさまに取り始めました。

彼は、中学時代、かなり荒れていましたが、
私に対してだけは、
唯一、自分のことを理解してくれる大人として、
慕い、信頼し、とても深い愛情を伴った
眼差しで真剣に話す子で、

決してこのような態度を示すことは無かった為、
私は焦りました。

龍樹に聞きたい・・・!

龍樹なら答えを知っているはず・・・

あの子の事を相談出来るのは、龍樹しかいない・・・

その焦りから、

「違う!先生が聞きたいのは、
 彼は龍樹みたいに体格も
 筋肉質とかじゃ無くて、
 カラダも細い方で、力も無いし、
 勉強だって、やれば出来た
 龍樹とは違って、
 軽い知的もあって出来ない・・・!」

『もう、うんざりだ!
 こんな話興味ないし、
 どうでもいい!
 そんな話しに来たわけじゃ無い!』

とでも言いたそうな、
非常にイラついて、
私を見下すような表情になり、

イラついた不良生徒が、
学校で説教を垂れてくる女教師に対して
舐めてかかるように、
つぶつぶと、聞き取れない声で
侮蔑のような言葉を吐いています。

「先生が、聞きたかったのは・・・、
 龍樹にしか聞けないから・・・!
 こういう子でも、将来、
 鳶職とかの仕事に耐えられるのかなって・・・!」

すると即答で、
「無理っしょ!続かないで速攻、逃亡して一日も持たないよ!」
(実際は、沖縄のキツい方言でしゃべっています)

その冷たく切り捨てる言葉に、
私は、分かっていた答えながら、
これ以上の言葉も続かず

「そうだよな・・・、そうなんだよ・・・そう・・・」

そして、この話題は、なぜか
龍樹を不機嫌にすると悟り、
別の話に切り替えようと思ったのですが、
不機嫌になってしまった龍樹は、
もう帰る為に立ち上がり、
一緒に付いてきた瑛太と共に玄関に向かいました。

酸っぱい汗の匂いの後ろ姿、首から提げられた名札には・・・

見送るため、後ろからついて行きながら、
彼が野球部だった中学時代、
汗びっしょりのアンダーシャツを脱ぎ、
上半身裸になった時の
青春の酸っぱい汗の匂いと同じ香りのする、
汚れた作業着をジイッと見つめていました。

ふと、その首から提げられていた
名札らしきものが目に入りました。
そこには、
私が期間工でお世話になった
派遣会社の名前が書かれていたのです。

そうか・・・

今は龍樹は鳶職の会社を潰してしまって、

派遣会社にお世話になって働いていたのか・・・

彼は、高校へは進学出来ず、
10代の頃は苦労して
鳶職の世界に飛び込み、
先輩達に嫌がらせを受けながら、
見返そうと必死で粘り、
鳶の国家資格1級を取得して、
若くして自分の会社を持ったのでした。

その後、やはり建設関係の仕事仲間というのは、
ヤクザなど、裏社会に繋がっている人が多く、
彼も、様々なトラブルに巻き込まれ、
しばらく辛い時期を過ごしていたのです。

そこから立ち直るため、一念発起して、
悪い鎖を断ち切るため、沖縄から離れ、
今年の夏に戻ってくる予定だと聞かされたまま、
その後、連絡も無く心配していたのでした。

言葉をさらに失う私に対し、

「結局、1年間の修行も意味なかったな!」

そう吐き捨て、不機嫌な蔑笑を浮かべて帰って行くのでした。

門まで出て、帰って行く元教え子2人の後ろ姿を
寂しく、虚しく、姿が見えなくなるまで見送りました。

明晰夢・深層心理から来たのか?それとも守護霊のメッセージか?

夢の途中で夢だと気づく

そこまで見て、夢の途中で夢だと気付きます。

こんなありえそうで、ありえない状況を、

ここまでリアルに見るなんて・・・

何より、龍樹が私に対し、
正面切って、あからさまにあのような不機嫌な態度や、
軽蔑するような言葉を吐く事なんて

現実には決してありません。

この夢は、いったい何を暗示しているのだろう・・・

最後に、龍樹が吐いた、
「結局、1年間の修行も意味なかったな・・・!」
という吐き台詞の意味することは、

私が、『かつて救えなかった教え子達にも、
人生をやり直す事の出来る仕事は無いか・・・』と考え、

自分には人生経験が足りない・・・

そう思って、工場(肉体労働)の仕事をやろうと覚悟を決め、
愛知に1年間、修行を兼ねて行って来たことは話していました。

意味が無かった・・・

つまり、その経験が、
『不良生徒を更正させる為に活かせてない、意味ないな!』
そういうメッセージだと感じたのですが、

これは予知夢と言うより、何らかのメッセージのこもった夢だと感じたのでした。

私自身の葛藤の中から出てきたとは、到底思えないほどの夢です。

記憶の整理の夢とは違う・メッセージ性のある夢

『夢は、過去の記憶の断片が、ランダムに再生され、
起きてから、それらの断片を勝手に組み直して、
意味を持たせようとしているだけで、
実際には、このようなドラマ的な連続性や、
意味のある内容を見ているわけでは無い』
と語る、
『自分は頭が良い、何でも知っている』
と勘違いの学者がいますが、

予知夢や、メッセージ性のある夢を昔からよく見る私は、

こういう夢を見ると、夢の途中で、
『これは夢だ』と、気付きます。

そして、夢の最後の方で、
『この内容を、起きたら直ぐに書き留めておかなければ!』
そう心の準備をしてから目覚めるのです。

一度目覚めると、
ものすごい勢いで、夢の内容が記憶から消失していく為、
とにかく、忘れないよう、
シーンを箇条書きのようにして
高速で書き留めていきます。

そして、この夢の内容を詳細に書き留めたあと、
現在、自衛官の、
同じく中学時代、
少しだけ手を焼いた龍樹の弟の方に
夢の内容をLineで簡単に伝えました。

私が霊感持ちなのは、中学3年間、
みっちりと家族のように接してきた彼は、
驚いたように、
彼らの近況を教えてくれました。

弟の方は、仕事で福岡勤務らしく、
龍樹(兄)の近況は分からないが、
とりあえず、最近までは会っていて、
大丈夫だと思うと、教えてくれました。

夢の中に一緒に登場した教え子とは、
実際、色々とトラブルがあったようです。
(そこも気にはなりましたが・・・)

自衛官の元教え子とのやり取りで、
龍樹は無事そうなので、
一先ず安心です。

(一番心配している教え子なので・・・)

夢分析・守護霊からのメッセージ

今回の夢は、私の守護霊が、
私にとって
最もインパクトのある教え子の姿で、
何らかのメッセージを伝えてきたのだと分析しています。

昼間、安い給料でフルタイムで働いているものの、
特別支援員という立場上、結局は
生徒と
とことん向き合って、

救うことなど出来ない中途半端な現状。

それで疲れてからの塾の方も、
思ったような結果も出せず、
中途半端で、
生徒を増やすための唯一の方法である、
在籍生の成績を伸ばすことも
上手くいかない現状・・・

私は、これまで長年塾をやっていて、
多くの先生方の問題を見てきているのと、
また、現在、実際に学校現場に入って、
教師達と密に連携してテストの対策や、
実際の作問過程を見たり、
同じ中学1年のテスト問題も見ているだけに、

私の塾の学区の中学の先生が、
ハズレくじなのが、テスト問題から分かります。

そういうハズレ教師に当たったときの対策は、
テストの点数よりも、
内申点を上げることに専念すれば良い
ことが分かるのですが、

果たして、親が、子供の成長を我慢して見守れるかどうか・・・

『今回、伸ばせなければ辞めるかも知れないな・・・』

と感じ、その危機感で向き合い、
対策して、親とも密にコンタクトを取っていたものの、

結果が伴わなければ説得力などありません。

結果が求められるのが、塾であり、

そこが、学校との違いだと日々痛感しています。

『また言い訳っぽい面談をする羽目になるのか・・・』

とてもこんな状況で、

「同級生とか良い子がいたら紹介してください(^o^)」

なんて言えるわけも無く、非常に厳しい状況になりました。

学校も、塾も、全てが中途半端な現状は、

客観的に見れば、

「何をやってるの?」

「馬鹿じゃ無いの?」

そう見えることでしょう。

実際そうですし・・・(;´Д`)

この何かの暗示である夢の意味を、
じっくり考え、
行動を起こさなければ駄目だ・・・!

そう考えさせられるのでした。

以上、不思議な夢の記録でした。

(この話には続きがあるかも知れません・・・)

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