予期不安で眠れない夜の対処法

うつ克服
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2014年の5月にパニック障害を発症してからは、数ヶ月の間、毎晩、
予期不安からくる動悸などで不眠症状で苦しんでいました。

長くパニック障害を患っている方だと、慣れている場合もあるかもしれませんが、

私のように、30代後半で突然、パニック障害を発症したようなタイプだと、

自分自身が壊れてしまったという恐怖や、

今後の人生を考えてしまい、とても恐ろしく、

『このまま治らなかったら・・・』

と、少しでも不安が頭をよぎると、脳内から恐怖ホルモンが分泌され、

一気に過呼吸発作が起きるようになってしまいます。

逆に、昼間にはいくらでも寝られるというか、
からだが怠くて何もする気が起きなかったりします。

パニック障害を克服する第一歩は、乱れた生活習慣の見直し

正しい時間に寝て、起きて、食事も出来るだけ規則正しくすることをしばらく続ける必要があります。

私は夜型でしたが、塾の夏合宿で3泊4日の渡嘉敷島合宿で、
夜11時30分に寝て、
朝6時に起きて、ラジオ体操に行って、朝食を取って、朝の活動を行い、
昼食、午後の活動、夕食、夜の活動、入浴、ミーティング、幽霊話をして寝る

この生活を繰り返すと、たったの4日間で、
高校時代の部活バリバリの頃のようにカラダが若返りました。

渡嘉敷島合宿 朝の集い

人間にとって、日が昇るのと同時に起き、規則正しい生活を繰り返すことが、
どれほど健康的なのかを改めて思い知るのでした。

夜寝るために必要なこと

私のように、夜型人間になっていると、どうしても朝方までPCに向かったりして、
昼間に寝て過ごす習慣がついていたりします。

カラダが健康で、仕事も順調なら問題ありませんが、パニック障害を克服するためには、
短期的にでも、生活習慣を見直し、夜になったら寝る、朝起きる、昼は活動する!

そういう当たり前の習慣をカラダに植え付ける必要があります。

私がはじめの時期に心がけたのは、とにかく夜寝て、昼間は仮眠を取らず

何でも良いから活動して疲れるようにし、夜は寝るということでした。

とは言え、うつ症状も同時に引き起こされていたので、何もする気が起きません。

そこで、他の記事で紹介しているように、エゾウコギセントジョーンズワートを合わせて使い、

気持ちが前向きになったら、身の回りの掃除をするなど、出来ることから始めたのでした。

午前中は出来るだけ日光に当たるようにして、過ごします。

メラトニンを発生させ、夜、自然な眠気を引き起こすセロトニンの分泌を促進する目的です。

大切なのは、生活習慣によって、自然と夜眠れるような仕組み作りでした。

別の記事にまとめる予定ですが、

  1. アロマテラピーの利用
  2. 睡眠音源の活用(Youtubeなど)
  3. 漢方薬の利用
  4. 快眠グッズ(快眠マットの利用)
  5. 水泳などのトレーニング

これらを併せて行うことで、徐々に睡眠障害を克服していきました。

とにかく、昼間は疲れること、仮眠を取らないことを心がけます。

夕方6時以降は大好きなコーヒーなどカフェインの摂取を控えました。

寝る1時間前からは、照明を徐々に暗く、電球色にする工夫をし、

出来るだけ就寝前にはシャワーでカラダを適度に温めます。

これだけ準備をしても、やはりはじめの数ヶ月は朝方4時から5時くらいまで眠れず、

予期不安で過呼吸発作が起きそうになったり、死の恐怖が襲ってきて、

気が狂いそうになりましたが、現在ではほぼ完全に克服出来ています。

西洋薬に頼らずに不眠症を克服することは出来るのです。

また別の記事に、西洋薬に頼らず不眠を克服した方法をまとめる予定です。

現在、睡眠薬依存で副作用で苦しんで居られる方や、

安易に西洋薬に頼って、さらに症状を悪化させ、
深みにはまる一歩手前の方の参考になれば・・・との思いです。

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