今回の記事は、
3月に購入したポータブル電源と太陽光パネルのレビューです。
エネルギー価格が高額になってますよね…
私の塾ですが、小さな個人塾で、
電気代の安いエアコンや、照明もすべてLEDに変更しているので、
夏休みの夏期講習や、各部屋でクーラーガンガンの時期でも、
電気代は2万円以下に抑えるよう頑張っています。
(油断すると2万8千円になる…)
クーラーをOffに出来る春、秋だと、
7千円台まで抑えられることもあります。
ところが今年の2月、
まさかの1万2千円!!??
沖縄なので、2月でも暖かい日が多く、
生徒たちが暖房の空気が嫌いなので、
ほぼエアコンOFFで過ごせたので、
電気代は8千円くらいかな~と予想してたのに…
なぜ?
なぜだ……?!
ほぼボランティアに近く、赤字経営です。
でも、好きな仕事なので、
通ってくれる生徒がいる間は、
別の収益で乗り切ってでも
塾を続けている感じです。(笑)
ほとんど使っていないのにこの電気代はありえない…
噂には聞いていましたが、
やはり電気代が高くなっているというのは本当なのか?
今後、夏に向けてさらに
エネルギー価格高騰は予定されていることです。
今のうちに備えなければ!!
ということで、導入したのがポータブル電源とソーラーパネルです。
目標は、プチ自家発電システムの構築!
エアコンを動かせるポータブル電源を選ぶ
今回わたしが購入したポータブル電源が、EcoFlowのRiver Pro720Whです。
デザインが気に入ってます(^^♪
このモデルを選んだ理由が、特許技術で、
普通ならポータブル電源では動かせないエアコンや、電子レンジなど、
ワット数が高めの機器が動かせるから(^^♪
これは夕方、西日でせこく発電(23W~35Wくらい)しながら、
3台のスマホやiPadを充電している状態。
こんな感じで、適当に脚立にひっかけて、どれくらい発電できるのか実験中(笑)
この太陽光パネルが、これです。
120Wタイプです。
3月に晴天の場合、最大で110Wくらいは発電していたので、
沖縄で真夏なら100Wは余裕で超えそうで期待できます。
これはスマホのアプリの画面です。
ほぼリアルタイムで発電量と、消費電力が確認出来るので、
パソコンで作業しながら、ちょくちょく確認して、発電量が落ちてきたら、
ソーラーパネルの位置・角度を確認したりしてます。
2.2kタイプのエアコンなら余裕!特許技術の簡単な仕組み
ここ10年くらいの6畳用のエアコンなら、
初動以降は
150W~200Wで動作しますので、
まったく問題なく動作します。
他のポータブル電源だと、
エアコンや電気ケトル、電子レンジなどなど、
動作開始の初めの数秒、ワット数が高くなるので、
その時に保護装置が働いて落ちますが、
このEcoFlowの場合、特許技術で、保護回路で落ちないように
動作するぎりぎりまで電圧を微調整して無理やり動作させます。(笑)
例えば、100V→80Vに緩やかに落として、ワット数を下げて動かす。
100V×8A=800W(きびしい…)
80V×8A=640W(動くOK)
そうやって、稼働初期の高いワット数を落として、
保護回路で落ちるのを防ぎながら、安定動作してきて、
ワット数が200Wくらいになると、普通に動かし続けられます。
電力100%自給自足オフグリッドは無理でも電気代は確実に浮く!
オフグリッド(自家発電だけで過ごす)で使うと寿命が短くなる?
もちろん、ポータブル電源というのは、オフグリッド的な使い方は推奨していません。
充電回数には当然ながら限界があり、バッテリーの寿命も劣化していくはずです。
しかし、どれくらい同じ機器を使い続けるだろう…?
そう考えたときに、バッテリーの寿命が尽きるより長く使うことはまずない。(経験上)
この分野の技術の進化は加速しているので、バッテリーの寿命を気にしてちびちび使うより、
逆に、バッテリーがダメになって買い替える必要性が出るほど使い倒すぞ!
と考えた方が良いです。
私はいつもモノを大事に使い過ぎて、気が付くとあまり使っておらず、
見た目は新品なのに、中古市場では価値が付かないほど古い機種になっている…
そういうパターンがとても多いです。30年前のオーディオとか、見た目新品です…
なので、寿命を気にするより、使い倒してどのくらい長く使えたのかを経験した方が良いです。
実際どれくらい使える?
まず、最近のパソコンだと、30W~50Wで動作しますので、それだと20時間以上は使えます。
エアコンも、機種によりますが、安定動作状態になると200Wくらいです。
ギンギンに冷えていないと嫌だという人は無理ですが、
設定温度控えめで、快適な空間を維持できれば良いなら、6~8時間くらいは持ちます。
このポータブル電源を、
家のメインブレーカーにつなぐ工事をお願いして、
スイッチで切り替えできるようにしてもらう工事が、
安い場合で1万円~やってもらえるようです。
そうすれば、
昼間の留守中に太陽光パネルで充電しておいて、
夜は切り替えて使う方法もありますが…
そこまでめんどくさいことをやるよりは、気軽に持ち運んで使う方が良い気もします。
消費電力が確認出来て省エネしやすくなる
普段、使っている機器の消費電力が表示されるので、省エネ意識が高まります。
意外だったのが、私がメインで使っていた古いPCと、
画質にこだわって使っていたEizoの液晶モニターが、
常に140W以上の電力を消費していたことでした。
Eizoのモニターは高品質ですが、省エネに関してはイマイチです(;’∀’)
また、古いPC(第3世代Core i7)は、
能力に対して消費電力が高めでしたので、
さすがに買い換えました(;^ω^)
新しいPCは、Ryzen9 5900HXのミニPCで、
性能は7倍以上に高まり、
消費電力も15W~30W程度、
液晶ディスプレイも5Wくらいで動くものに変えたため、
ポータブル電源で昼間に60%まで充電すれば、
10時間以上は余裕で動かせるようになりました。
このポータブル電源を導入してよかったのが、
こういう普段何も考えずに使っていた機器の消費電力が分かり、
省エネ意識が高まったことでした。
作業中に電源そのままで1時間以上も席を外すこともありました。
その間、最低でも60~80Wの無駄な電力を消費し続けていました。
さらに、作業中は8時間くらい200W以上の電力を使っている。
これが、30Wに抑えられて(性能は7倍で快適)、
しかも太陽パネルで自家発電なので電気代Oになる…
私の場合はPCは付けっぱなし、それを週に5日は稼働するので、
PCだけで月に2000円以上は掛かっていました。
それに加え、夏になるとクーラー(300W換算)も使うため、
仕事部屋だけで月に5000円(PCとクーラーだけで)使うことになります。
それらの全ては無理でも、かなりの部分を発電しながら使い続け、
余った分は充電していき、さらに夜も8時間分は余裕で使える計算になります。
ちょい自家発電の仕組みを導入するには?必要な機器まとめ
今回は、私が導入したポータブル電源とソーラーパネルの紹介記事でした。
今後の計画停電に備える意味でも、ポータブル電源は準備しておくと安心です。
災害対策としても、2~3日は普通に使え、さらに太陽光パネルで発電も出来るので、
かなりお勧めできます。
私が購入したEcoFlowは、80%充電まで1時間という急速充電が魅力的です。
重さも7.2Kgなので、それほど重くはないです。
延長ケーブルで手軽なやつを購入して家まで引き込んでいます。
今後は、ヤフオクで安く出されている150Wタイプの太陽光パネルを数枚購入して、
自分で屋根に設置してみようと思ってます。
(沖縄なので台風で飛ばされないように…)
災害対策への備え、計画停電への備え、そして日々の電気料金の為に、
ポータブル電源と太陽光パネルを利用した、
なんちゃって自家発電システムを構築をしたよ(^^♪という記事でした。(^^♪
今回のシステム全体で掛かった料金は、8万円~9万円ちょいでした。
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