パニック障害克服☆負荷を掛けるトレーニング

うつ克服
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私がパニック障害を克服するトレーニングとして取り入れていた方法のひとつとして、

負荷を掛けるトレーニング法があります。

この方法は、全ての人にはおすすめ出来ませんが、

私と比較的、
気質の近い方
(体育系の部活で基礎体トレーニングが好きだった方など)
ざっくり言えば、隠れドMな方には向いていると思います(^◇^;)

過呼吸克服には水泳

初めに行うことは身体の異常が無いことを確認すること

まず、パニック障害カラダのどこかに異常があるわけでは無く

脳の異常反応によって起こるエラーだと認識する必要があります。

あまりにも症状が酷く、辛い為、

もしかしたら、本当はどこか悪いのかも知れない・・・

もしかしたら、検査で分かっていないだけで、ガンなのでは・・・

など、心配で苦しくなったりします。

その不安を取り除く為には、ガンの検査を目的とした

血液検査を受けることです。

他にも気になるところは、気が済むまで調べれば良いです。

最も重要なのは、カラダのどこにも異常は無く

これは、脳が引き起こしている自律神経のエラーである認識することです。

同時に、ネットなどで検索し、

勝手な想像だけで、様々な病気を疑うことの無いように、

しっかりと正しい知識と、理解をすることも重要です。

無知な人はパニック障害を克服出来ない

私の母は、あまりそういう意味では教養が備わっていない為、

常に、どこかが悪いんじゃ無いか・・・と、病院巡りをしています。

そして、医者に大丈夫だと言われると安心して症状が治まり、

しばらくすると、またどこかが痛い・・・病気なんじゃ無いか・・・?

と、病院巡りをするのを何年も続けています。

実際に、どこも悪くなく、私から見れば健康そのものですが、

あえて病名を付けるとすれば、

『病気になって、子供達に心配されたい病』

『悲劇のヒロインになりたい病』

です。

誰かに迷惑を掛けることで満たされる性格の人は、

私のブログを読むだけ無駄です。

私は、人の役に立ちたい、人に迷惑を掛けたくない、

自分の人生を楽しく、前向きに生きていきたい

その思いだけで生きています。

人に迷惑を掛けずに生きていくことなんて不可能ですが、

出来るだけ、自分の健康や、精神面はコントロールして、

心穏やかに、そして、前向きで、成長出来る人生を送りたいと思っているのです。

その為にも、自分のカラダになにが起こって

このパニック症状起こってしまうのか

うつ症状が起きていて、不眠症が起きるのか、

原因がなんなのか、知識を深める必要があります。

パニック障害は、脳のエラーによって、

自律神経が狂ってしまうことが原因です。

それを正していく、矯正していくというアプローチが、

私が行った克服法でした。

パニック克服☆潜水競技の呼吸トレーニング

水泳トレーニングの切っ掛けとなった潜水動画

水泳は、私がパニック障害を発症して2ヶ月後に始めました。

始める前の2ヶ月間、

昼間はうつ症状で何も出来ず、

辛くて死ぬことしか考えられず、

夜はパニック発作の過呼吸で、

死ぬのでは無いか・・・という恐怖で眠れず、

とても辛い時期でしたが、その時期は、

寝る為にアロマテラピーを準備したり、

身体を温めてから寝床に入ったり

安眠音楽をYoutubeで掛けたりなど、

とにかく夜寝ることに集中しました。

そして昼間は出来るだけ起きて行動するよう心がけ、

日光を体に浴びるようにしたり、

軽い散歩をしたり、徐々に運動をするよう心がけ、

寝続けて体力が落ちることの無いよう心がけました。

そんな中、Youtubeである動画を見て、

水泳だ!

と思ったのです。

それは、元オリンピック選手の潜水の動画でした。

冬のオリンピックに出ていた選手で、

時々、コメンテーターとして目にしますが、

名前までは思い出せません(^◇^;)

彼は、ずっと雪国育ちの為、プールに入ったことがあまりなく、

水が苦手だというコンプレックスを抱えていました。

それを克服する為、潜水にチャレンジするという企画です。

コーチは、世界的な記録を持つ方で、200mくらい潜ります。

潜れば潜るほど、途中で恐怖で気を失えば、死しかありません。

この競技というのは、死への恐怖を克服する競技なのです。

そのトレーニングの過程で出てきた呼吸法で、

4秒吸って、8秒掛けて吐く

徐々に長く吸って、倍の時間を掛けて吐く

15秒掛けて吸い、30秒掛けてゆっくり吐く

そのトレーニングを紹介していました。

私は、過呼吸発作が起きそうになったとき、

この呼吸法によって、かなり助けて貰いました。
歯医者に行って、待合室でパニック発作が
起きそうになったとき、このブレス法で呼吸を整えました。

その元オリンピック選手は、泳げない為、水が恐く、

足が付かないと(小)パニックになってしまうのです。

まず、

人は力を抜けば

自然とカラダが浮く

ことを覚えるところから

始まります。

頭では分かっていても、どうしてもカラダに力が入り

沈んでしまいます

それを根気強くコーチが向き合い

脱力をマスターしていきました。

次に、息を止めるトレーニングです。

足の付く浅いプールで潜水する時間を延ばしていきました。

初めは、10秒も持ちません。

死の恐怖を克服する

訓練が始まって数日経った頃、

コーチの競技の記録映像を見ながら

メンタルの話がありました。

この潜水競技は、バディーが必ず一緒に潜ります。

そのバディーに命を預けます。

潜っている間に、気を失うこともあり、

そのときに酸素ボンベを付けたバディーが助けるのです。

死を克服するためには、いつも死ぬ覚悟を決め

潜水するのです。

一緒に潜るバディーに命を預け、気を失ったとしても

死ぬことはない

もし死んだとしても、その覚悟はしていたのだから悔いはない。

そうやって死への恐怖を克服するのだと話していました。

私はその動画を見て、

『いつ死んでも悔いがないような生き方・・・』

明日死んでも悔いのない生き方・・・

人間、どんなに健康に気をつかっていても

歩道を歩いていて車が突っ込んでくることもあるし、

ビルの側を歩いていて、何かが落ちてきて死ぬことだってある

そう考えれば、

死ぬ準備をしていなくて

死んでしまうことなんて、

いくらだってあるのだから、

死ぬかも・・・と恐れて生きていても意味がないのだ。

一日一日をしっかり悔いなく楽しく生きていこう

そう思ったのでした。

ただ、突然死んだとしたら、私の塾の膨大な量の教材や、
機械類、PCに入った撮りためた生徒達の想い出の写真など、
それらをどう処理したら良いかを煩わせたくないな・・・

そう思い、片付けを始めました。

そうやって、身辺整理をしっかりやっていると心が安まります

人に迷惑を掛けたくないという性格なので、

片付けば片付くほど、心の荷が下りていきました

この片付けについては、また別の記事にまとめます。

パニック障害克服に水泳

この潜水競技へチャレンジするという企画動画を見て、

死への恐怖を克服する為には、

死と隣り合わせの状況へチャレンジし、

常にいつ死んでも悔いのないよう覚悟を決めた

生き方をするのだと気づきました。

もちろん、私にはまだ沢山やりたいことがあったので、

いつ死んでも良いような覚悟は無理ですが、

この動画からヒントを得て行ったのは、

自分自身への負荷として、

過呼吸で死ぬかも・・・という恐怖を克服するには・・・

『足の付かないプールで泳げば良い・・・』

もともと、体育系でカラダは丈夫でした。

水泳も大学時代はバリバリ泳ぎましたし・・・

ただし、もう15年近くちゃんと泳いだことはありません。

以前、中学生達と海に行ったとき、中1の生徒が溺れかけて

助けに行ったら思いっきり抱きつかれて、

首をロックされて、一緒に溺れかけたことがあるくらい

泳ぐ能力は低下していましたし、

そのときからもだいぶ経っていました。

しかし、水泳しかない!

そう思い立ったら、即行動です!

私は形から入らないと気が済まないタイプなので、

直ぐにスポーツデポに行って、競泳用の水着を買います。

理由は、沖縄市運動公園にある50mプールは、

競泳水着以外お断りの本格派です(・∀・)

気合いを入れ、ブーメラン水着を買い、

モッコリしないよう、サイズはひとつ落として、

キツメに穿きました。

競泳水着は大学以来、15年ぶりで恥ずかしかったものの、

昼間の時間帯は誰も居ないガラガラのプールです。

日焼けマッチョの監視員に視姦されながら(・∀・)?

ゆっくりと平泳ぎでウォーミングアップですが、

真ん中付近は2m以上の深さの為、途中、

パニックが起きそうになります。

それでも、こんなところで溺れたら恥ずかしい・・・!

その思いで必死に足が届くところまで泳ぎます。

これが深い海だったら絶対に死ぬけど、ここはプールなんだから、

万が一溺れても死ぬことはない!

そんな事を考えたり、無心になったり、

いろんな事を考えながら泳ぐのです。

そうやって、週に数回通いながら、

徐々に泳ぐ力も回復していきました。

まとめ☆パニック障害克服には負荷を掛けるトレーニングが効果的

初めに書いたように、このような負荷を掛ける

トレーニング法は、全ての人にはおすすめ出来ません。

向き不向きがあります。

また、ここでは水泳を一例として取り上げましたが、

なんでも良いのです。

苦手を克服するような感じで、

熱ければ火の中に飛び込む!

過呼吸を克服するには、溺れそうな深さで泳ぐ!

私は、体調が悪く体が怠くなったときには、

『運動しなければ・・・』

そう考えてジムに行ったりします。

中学・高校時代も、風邪気味で辛いときには部活で

ハードに動くと治りました(・∀・)

休めば治るパターンもあるし、

逆に動くことで治癒が早まることもあります。

水泳が良かったもうひとつの点は、

肩をグルグルと回す為、肩甲骨が剥がれることです。

パニック障害や、うつ病の人の共通の症状として、

肩甲骨の異常な硬さがあります。

ここを強制的に剥がすと、症状がだいぶ改善します。

この水泳による負荷トレーニングは2ヶ月ほど続けましたが、

かなり症状を克服出来ました。

この負荷の程度を絶妙にコントロールする必要はありますが、

出来ないと思っていたことを

出来た!出来た!を繰り返すことで、

日常レベルの簡単な事を克服していくトレーニングよりも

少しだけキツい負荷を克服していくので

回復速度を早めることに繋がったと認識しています

この負荷レベルを徐々に上げていくトレーニングの
最終段階が、期間工として愛知県に行ったことですが、
それは別の記事にまとめています。

以上、私のパニック障害克服法のひとつを紹介しました(・∀・)


参考☆不安感から来る動悸を抑える為に利用していたサプリと漢方薬

ロディオラ セントジョーンズワート 


同時に利用した漢方薬は、半夏厚朴湯


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