私は人に甘えるのが苦手で、
親にすら遠慮する性格です。
なので、他人に甘えることなんて、絶対にありませんが、
そういえば、今、大学1年、上がって2年の教え子には、
塾を半年留守にする間、教室兼自宅の管理をお願いしたり、
パニック障害特有の肩甲骨の痛みが強くなりすぎて、
呼吸が出来ないほど苦しくなったときには、
マッサージをお願いしたりしていました・・・(゚Д゚)あれ?
なにはともあれ、私は人のために何かをやってあげること、
特に、
『一生懸命なのに、トラブルを抱えて困っている人』
や、
生徒達のように、
『成長過程にあって道に迷ったり、手助けが必要な子供達』
に対しては、
とことん甘えられる存在でありたいと思っています。
それは、私自身が、様々な場面で、本当に助けが必要なとき、
頼れる存在がいなかったからです。
これまで、多くの恩師達には、非常に助けて貰ったのも事実ですが、
一方で、自分の進路を相談出来たり、
道を示してくれるような恩師には巡り会えなかったのも事実です。
本当は、もっと助けが必要でした。
大学に行くための学力はあっても、行く為の資金が無く、
社会に出て、どうやって生きていけば良いのか・・・ (゚Д゚)
高校3年の時期は、本当に辛く、将来に対して希望は持てない時期でした。
ただ、そのときには、
今、自分に出来ることはただひたすら勉強して、とりあえず、
国立大学に合格出来る実力があることを証明することだけでした。
将来を考えると、不安や、絶望的な未来しか浮かばず、だからといって、
その不安に押しつぶされ、何もしなければ、時間だけが過ぎていってしまう・・・
今思い返せば、うつ状態だったのだと思うのですが、
当時は、うつ病という用語の無い時代です。
そのおかげもあり、薬などを処方されることも無く、
自力で克服するしか無い時代だったことが、逆に救いだったのかもしれません。
知識が無い高校時代に、医者に、
「これを飲んだら、気持ちが楽になるよ~」
と薬を差し出されれば、簡単に依存に陥っていたかもしれません(゚Д゚)
前置きは、ここまでとして(^◇^;)
私は、人生の第2ステージとして、この4月からは、塾だけでは無く、
もっと、教育現場と深く関われないかという思いで、
様々な準備をしているところです。
そんな中でも、いつものように私の周りには、人生相談の出来る友人はいません
友達いないの・・・
若干、複雑な家庭環境であったため、中学生の頃から、悩みの次元が重すぎて、
同級生に相談したところで、何か出来るわけでも無く、
聞かされるだけ、その悩みを共有する重さで、友人にストレスを与えてしまう・・・
そういう思いから、次第と、悩みは自分の中にだけしまい込んで行くようになりました。


将来の悩みを相談しようにも、そこには、経済的な問題が絡んでいるので、
親でも無い他人や、恩師でも、相談したところでどうなるわけでもないし・・・
そう考えると、大学に行くお金・・・、家を出て生活するお金・・・
そういうひっ迫した問題を、ひたすら自力で乗り切ってきました。
誰にも頼れないなら、自力でなんとかするしか無いのだ・・・
そうやって、苦しみながら過ごしてきて、あのときにもし今の知識があれば・・・
などなど、様々な後悔の連続です。
なので、私は教え子達には、私に対して一切の遠慮は無用!だと言っていて、
「先生は、図々しいくらいの子が好き!
遠慮無く、ずかずか踏み込んでくるくらいがちょうど良い!」
と伝えています。それでももちろん遠慮するものですが、
中には、本当に遠慮無く甘えてくる生徒もいて、
「こいつ・・・図々しいな・・・(・∀・)かわいい」
というふうに、やはり、甘えてくる生徒というのは可愛いもので、
そしてそれは、私もとことん甘えられる指導者に出会いたかったな~
という思いでもあります。
そんな中、私の4月からの新しい試みの為に提出する文章を
誰かに読んで貰って、客観的にダメ出しして欲しかったのですが、
文章を評価出来るような知り合いはいません・・・
私の文章の最大の欠点は、だらだらと長いこと(^◇^;)
よく、小説向きの文章だと言われます。
小説は、あらすじだけなら
「生きている間、ケチで、死んだときに誰も葬式に来ないのを幽霊に見せられて、生き方を考え直す。」
というシンプルな話を、回りくどい表現で肉付けして、1冊の本にするような書き方なので、現代社会で必要とされるような、簡潔な要点だけをまとめた文章の真逆です。
骨組みだけ書くことが要求される中では、子供時代に沢山小説を読んだ経験は、むしろ邪魔になってしまうようです。
小説を沢山読んだ人の文章というのは、読むと人柄がにじみ出てきて、そして、その人の生き様も垣間見えるような、ものの書き方をするのですが、ビジネス文書で人柄は必要とされないようですので、最近は私も、骨組みだけを絞った文章の勉強をしているところです。
そんな中、中学校の恩師で、野球部の監督、そして体育大学出身でかなり恐かった先生なのですが、前にブログで書いたように、私の教え子達もお世話になって、大人になってからも親交があります。愛知県にいるときにも、夜遅くに突然電話があって、今から飲もう!と誘って来たり、私にとっては、数少ない心を許せる大人です(^◇^;)
私は、自分の書いた文章が通用するのか、この恩師に添削して貰いたいと考えていたのですが・・・
やはり、忙しい中学校教師の先生に、もう30年近く前の教え子が甘えて良いものか・・・
とても悩みましたが、その先生しかいなかったこともあり、ガラケーのその恩師に2000文字の文章を送って読んで貰いました。(もちろん事前に連絡を入れていますよ(^^ゞ)
すると、学校が終わった頃に直ぐに電話があり、
「感動したよ・・・。oyanariの教育に対する熱い思いが伝わってきて、とても良い文章だった」
と絶賛してくれた後、私の予想を上回るほどの素晴らしいアドバイスを頂けましたが、
あまりにも素晴らしい内容が多く詰め込まれすぎていたため、
前半の部分は思い出せないほどです(゚◇゚)ガーン
まさか、こんなに素晴らしいアドバイスを頂けるなんて・・・
録音しておくべきだったと後悔しました。
かつては、体育大学上がりのイケイケの恐い先生で、中3の頃はよく蹴られた懐かしい思い出と、中学男子の大好きな下ネタトークをしてくれる、先輩のような、兄貴分のような先生でした。
やはり思いっきり甘えることは出来ないのですが、それでも、こういう恩師がいるということが、こんなにも心を温かく、そして前向きな気持ちにさせてくれるものなのか・・・と改めて噛みしめているところです。
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